BOTTOM COAT〜瞬間の根源〜 [ギャラリー]


京都造形芸術大学 大学院 東島毅ゼミ
2008.10/21(火)〜10/26(日)
galerie16


京都造形芸大の大学院生6人によるグループ展。

6人で展示するには少し狭すぎるように感じました。
一人一人に力があるのなら、もう少し広いスペースでしっかりと展示したほうが映えたのではないかと思います。
大学院生で個展も珍しくないですし。


その中でも目を引いたのは、杉原果奈子さんの作品です。

門松やクリスマスツリーが、前後からストローでぎっしりと覆われている作品です。

近くから見ると、ストローにほんのりと反射した色が感じられるだけですが、離れて見ると(ちょうど門松の位置からクリスマスツリー、クリスマスツリーの位置から門松を見ると)、中に隠された存在に気付きます。

名和晃平氏の作品を思い浮かべてしまうことはいなめませんが、ストローをこのように使う発想はおもしろい。
その点では、ビーズで覆うよりも想像のつかない展開です。

個人的には、人形よりツリーより、門松が一番好きです。


その他の作品も意欲的でしたが、多少ツメ切れていない印象でした。
DMの先入観でしょうか?ピンク色が多かった気がします。


小宮太郎さんの額縁(鏡?)をプリントした作品の謎めいた雰囲気はあとを引きました。



しかし、こちらのギャラリーはあまり通路が広くないので、入り口付近のテーブルに関係者で固まるのはおやめになったほうがいいと思います。
客が入って来ると一斉にドアの方を見る。
にもかかわらず挨拶をしない。
あれでは失礼です。

せめて奥のテーブルで過ごされたほうがよろしかったのでは。









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